闇夜に浮かぶ月が優しい光を降り注いでいた。 辺りは虫の音が響き渡り、部屋の中で寄り添う二人は気だるい幸せな余韻に浸っていた。 「そろそろ蛍の時期ですね」「今度行ってみましょうか」「はい。永光さんと一緒に行けるなら嬉しいです」 ふふっと嬉しそう…
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